最近、巷で注目を集めているシティポップ。
海外で人気が上がってきたことで国内でも再評価され、今もシティポップのアーティストたちは増えてきています。
雑誌レコード・コレクターでは、シティポップの特集が組まれたり、つい最近では、NHK BSプレミアム「The Covers」で2回にわたりシティポップを取り上げています。
シティポップは、都会を感じさせるハイセンスなムードが特徴で、それでいて、なんかキュンとする。
今回は、おしゃれでカッコ良い、最近のおススメのネオシティポップを10曲セレクトしました。
お気に入りのプレイリストでヘビーローテーションは間違いなし!と思える名曲ばかりです♪
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目次
「夜にダンス」/フレンズ
作詞:おかもとえみ 作曲:ひろせひろせ
可愛らしくて、そしてなんか街に繰り出したくなるような楽曲です。
なんかウキウキ感もありつつ、メインボーカルおかもとえみの可愛らしさが、曲感を際出たせます。
PVも、そんな雰囲気が漂っていて、見ていてウキウキしますね。
MCのひろせひろせの挿入も出しゃばらず、バランスがとてもgoodです。
「FRASH」 /Blu-Swing
作詞:yu-ri 作曲:Yosuke Nakamura
2008年デビューの男女5人編成バンド。
とにかく、ブレイテクニックの上手さが光ります。
メインボーカルの田中裕梨の特徴ある声が、とても素晴らしくて、私は大好きです。
声色は、若干ハスキーがかっていて、アンニュイで、メロウ。
晴れというか、雨か曇り空。朝というか夜にピッタリはまります。
疾走感がありながらも、ボーカルの声がなんとも切なさを感じさせる楽曲。
「タイムマシーン・ラヴ」/流線形
作詞・作曲:クニモンド瀧口
流線形とはクニモンド瀧口のオウンユニット。ボーカルは一十三十一。当時はまだ、江口ニカ名義です。
グルーヴ感のある、ドライブミュージックにピッタリの楽曲。
シティポップ特有のアーバンさと、なんかキラキラしてるクリスタル感があります。
ジャケットは、おそらく夜の駒沢公園でしょう。
この曲の感じをよく表しています。
一十三十一の声色も特徴的です。媚薬的と評されるのが理解できますね。
「春はもうすぐそこ」/Lucky Kilimanjaro
作詞:熊木幸丸 作曲:Lucky Kilimanjaro
2014年から活動している、シンセサウンドが特徴の6人バンド。
なによりも、大好きなのはシンセの音色です。
奥深く、裏で鳴り続けるシンセの音色、音感が脳内を刺激します。
メロディーが、ミニマル的でもあり、一見単調かと思うものの、何度聴いても飽きがきません。
みんなで楽しく聴くというより、ひとりで爆音で聴くほうがおススメです。
ひとりで、トランスになるのにもってこいの楽曲。
そして、PV。これがなかなか魅力的で素敵です。
「アウトサイダー」/Awesome City Club
作詞:マツザカタクミ 作曲:atagi
女性1人、男性2人の3人組バンド。
ノリのよい軽快でポップな楽曲です。
特に曲の中盤からのCメロが、私は大好きです。
このCメロは入り方もよく、一旦ブレイクの後、気持ちよく伸びていく感じが、なにかキュンとさせられます。
男女ボーカルのバランスもとてもよく、聴き心地のよさが秀逸な一曲。
「ヒューリスティック・シティ」/フィロソフィーのダンス
作詞:ヤマモトショウ 作曲:宮野弦士
2015年結成の4人組女性アイドルグループ。
メロディアスで、軽快なシティポップ。
4人の女性それぞれの歌声が、なにか気持ちを和ませてくれます。
Aメロのソウルっぽい感じと、覚えやすいサビ。
ギターのカッティング、シンセの音色はおしゃれな感じで、これぞシティポップという一曲。
「Night Drivin’」/Neighbors Complain
作詞・作曲:Neighbors Complain
2014年結成の4人バンド。
なにより、テクニックが超絶上手です。
それぞれの楽器が、それぞれでかなりテクニカルなところも聴き応え十分です。
曲感は疾走感があり、ドライブミュージックにピッタリな楽曲。
シンセサウンドの音色も、往年のダンスミュージックを彷彿とさせる伸びやかな音色。
みんなで楽しくもよし、ひとりでノリノリでもよしと、どんな場面でも盛り上げてくれる楽曲です。
「She’s Gettin’ Married」/さかいゆう
作詞・作曲:Yu Sakai・Jean-Paul“Bluey”Maunick (Incognito)
なんと、インコグニートのBlueyがプロデュースを手掛けています。
楽曲として、素晴らしいに決まっていますね。
音色もメロディーも素晴らしく、青空の下、海岸線で聴くにはもってこいの楽曲です。
でもカリフォルニアという感じではなくて、やはり日本の湘南あたりがピッタリきます。
フルートを使っていることが、楽曲のイメージをなぜか日本風にさせるんでしょうか。
そして、言わずもがなプレイは超絶テクニカルで上手です。
「THANK YOU FOR THE MUSIC (Nui!)」/bonobos
作詞・作曲:佐々木康之
2001年結成の女性1人を含めた5人バンド。
スローテンポのゆるりとしたリズムに、特徴的な男性ボーカル。
若干のレゲエっぽいリズム感が、耳心地よく入ってきます。
ギターのエフェクトは、スローテンポにはピッタリはまっていて、南の島の夕焼けをイメージさせます。
ゆっくりと夕日を眺め、とりとめもなく時間を過ごしてる。
そんな最高の時間の過ごし方をイメージさせる楽曲です。
「Punch Drunk Love」/LUCKY TAPES
作詞・作曲:Kai Takahashi
2014年結成の男性3人組バンド。
気張らずに、語るような歌声が特徴的です。
歌声からは、透き通った透明感のようなものを感じさせます。
暑苦しくなくて、それでいて透き通った感じ。
その感じが、都会的でもあり、寂しさもあり。
決して暗いわけではないのですが、都会ならではの孤独をうっすら感じさせる、そんな楽曲です。
音色はおしゃれでハイセンス。LUCKY TAPESはカッコよいです。
まだ紹介しきれなかった、ネオシティポップ、また定番名盤のシティポップもまた紹介していきますので、お楽しみに♪
↓ 細野晴臣が関わったシティ・ポップはこちら
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