ブログを始める理由は、人それぞれです。
ただ、たいていの人は、ブログを収益化することが目的ではないでしょうか。
そうなると、まず考えるのは「Googleアドセンス」ということになります。
アフェリエイトの中で、難関と言われる「Googleアドセンス」。
アドセンスの審査を合格するための条件については、実に様々な意見があります。
こうすれば、必ず合格するという絶対条件は明示されていません。
私は、1回目の審査で不合格となり、その後二回目の審査で合格できました。
今回は、ブログを始めてちょうど1ヶ月で合格できた、私の体験談をお伝えします。
合格するための絶対条件の明示はできませんが、不合格の後に、私が行った修正点をお伝えすることで、少なからず参考になることもあるのではと、思っています。
なかなかアドセンスに合格できないという方、これからアドセンス審査を申請しようとされている方向けの記事になります。
ぜひ最後まで一読ください。
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目次
1回目の審査時のブログスペック
まず、不合格になった時のブログスペックです。
以下の各項目は、アドセンス審査に確認すべき必要なスペックと言うこともできます。
- ブログ運用開始: 3/25
- ドメイン: 独自ドメイン
- テーマ: Cocoon
- アドセンス審査申請日: 4/10
- アドセンス不合格通知メール: 4/15
- 不合格理由: 有用性の低いコンテンツ
- 審査期間: 6日間
- 審査時の記事数: 14記事
(審査期間中に2記事追加していますので、不合格通知時点の記事数は16ということになります。) - 更新頻度: ほぼ毎日1記事ベース
- 記事内容: 初心者向けブログ運用方法や、実体験をもとにした確定申告の注意点、つみたてNISAの説明など。
- 記事文字数: 平均2,,000~3,500
- 平均PV : 約150PV
- 他社ASPリンク: 無し
- ブログ内リンク: 有り
- プロフィール: 有り
- 問い合わせ: 有り
- プライバシーポリシー: 有り
- サイトマップ: xml形式で設置済み
- 画像: フリー画像のみ貼付け有り、著作権に触れる画像は貼り付け無し。
- アナリティクス: 設定済み
- サーチコンソール: 設定済み
これだけ多くの確認すべき項目を、最低限万全の状態で審査に提出しました。
しかし、審査登録後6日目で、有用性の低いコンテンツとの理由で不合格。
記事は、有用ではないかもしれませんが、コピーはしておらず、実体験をもとにしたオリジナルの記事です。
では、何故不合格なのでしょうか?
これは、周知のとおり誰にも理由はわかりません。
残念ながら、自分で想定し考えるしかないので、悩むわけです。
考えられる不合格の理由・「YMYL」の考察
まず、記事の内容を見直しました。
私のブログ記事が人にとって、本当に有用性のあるものなのか?についてです。
少なからず、体験談は無経験の人にとっては有用性はあると考えます。
とすると、記事自体に問題があるのでしょうか?
私の記事では、体験談とは言え、税金や投資に関連したワード、内容が少なからずありました。
「YMYL」に抵触しているのではないか?と考えました。
「YMYL」とは、「Your Money or Your Life」の略語です。
「金融」や、「健康」といった人の生活に、より重大に影響を及ぼすであろうカテゴリ、ジャンルのことを差します。
具体的には、例えば投資や、税金、医療関連、薬剤情報などです。
当然ですが、このような情報の公開については、人の生活に大きな影響を与える可能性があり、慎重で、且つ正確であらねばなりません。
よってGoogleは、「YMYL」カテゴリについては特に審査を厳しくしています。
つまり、審査は通りづらいということです。
そして、「YMYL」カテゴリで審査を通すには、記事を執筆している人の専門性、権威性、信頼性が必要ということになります。
この専門性、権威性、信頼性は、頭文字をとり、「E-A-T」と呼ばれています。
「E-A-T」は、具体的には例えば執筆者がプロの金融トレーダーである、ファイナンシャルプランナーである、医師である、薬剤師である、といったことです。
また、情報の引用元があれば、正確に記載をした上で公開している。
そういったことが、「E-A-T」となります。
私のブログは、可能性として「YMYL」、「E-A-T」に抵触しているのではないか?と考えたわけです。
2回目の審査の前に、修正したこと
- 明らかに「YMYL」に抵触する記事は、下書きに戻しました。
体験談だとしても、私のE-A-Tが低いならば公開すべきではないと考えたからです。 - プロフィールの紹介文を修正しました。
単なる素人が、体験談を記事にしているといった紹介文ではなく、体験談を通して、知人の公認会計士に確認しながら今にいたっていること、ブログ運営については、本ブログは始めたばかりであるが、そもそもブログ自体は、数年前から始めていることを加筆修正しました。
高いレベルの「E-A-T」ではないにせよ、それなりに体験談を知見を通じて、記事にしているニュアンスを加筆しました。 - 下書きに戻した記事の、URL削除、タグの削除。
私の場合、結果、16記事⇒7記事に削減しました。
その際、下書きに戻した記事のURL、タグは、存在していないのに検索結果に残ったままとなってしまいました。
このURLは、エラー表示になってしまいます。
Googleの検索インデックスに登録されている、URL、タグを確認する方法は、「site:自分のブログURL」で検索をすると確認できます。
この作業は、コツコツと心労がかかる作業になります。
「site:自分のブログURL」での検索結果で、不要なものはサーチコンソールのURL削除を使い、一旦削除をしました。
(リアル反映ではないため、きちんと反映されたかの確認に幾日か要しました。) - 審査に出す記事の内容、題名の修正
根本的に、そもそも有用性のある記事になっているか、の見直しを行いました。
具体的には、題名の見直しと、記事内容の見直しです。
題名には「体験談」と、すべてに銘打っていましたが、取りやめました。
体験談とするより、読者の「問い・相談したい内容」が、具体的に何なのかを意識した題名のほうがよい、と考えたからです。
そして、それを解決する回答になっているのか、の目線で見出しを含め、内容・言葉を加筆修正しました。 - その他の項目は、1回目審査時と変更無し。
2回目の合格時のブログスペック
- アドセンス審査申請日: 4/20
- 審査時の記事数: 6記事
審査中に、1記事追加しているので合格時には7記事です。 - 1回目審査落ちからの空き期間:不合格通知メールの5日後に再申請をしています。
- 合格通知メール: 4/27
- 審査期間: 8日間
- 更新頻度: 不合格通知メールを受け取った翌日から、修正を重ねて1日1記事の更新でアップしました。
- 記事文字数: 平均2,,000~3,500
まとめ
今回、私はどうにか2回目の審査で、7記事で合格することができました。
しかし、ブログ開設から時間が経過していて、記事数が多量の場合、不合格の特定がかなり難しくなり、これは迷宮に陥るのでは?と思いました。
アドセンス合格を効率よく進めるには、なるべく早く、そして少ない記事で審査申請するのがベストと思います。
以下は、体験からの考察です。
- 記事数は10記事以下で、合格できる。
- 不合格の理由を特定するために、少ない記事数で審査申請したほうがよい。
- 最低限、リンク切れや、エラー表示は解消したほうがよい。
- 合格通知メールはすぐ来る人もいるみたいですが、私の場合は8日間でした。
- 記事の内容が、そもそも読者にとって有用なのか、の視点でライティングを行う。
- 「YMYL」カテゴリで審査を通すのは難しい。
↓ 初心者向けにブログ記事の書き方について解説しています。
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